About - UNIQUE PIECE HOLDINGS

逆説の思考へ

総務省が公表している企業の１０年生存率は６パーセント程度とされています。９４％の企業は何らかの統廃合を繰り返しているという事実。このデータから２０１８年９月に創業した当社は何をせねばならなかったのか。訪問看護、訪問介護に何か真新しいサービスがあるわけでもない。そこで考えたのが「逆説の思考」です。世の中の９４％の起業者たちも、将来統廃合したいと思って起業をしなかったはず。きっと理想的な会社を追い求めたはずです。それでもこれだけ多くの企業の思惑とは真逆の結果を生んでいるのは何故かと考える必要があった。私たちは、こう捉えたのです。不特定多数の大勢が考える大衆の真逆をしようと。先立って９４％の会社が失敗を一つのビジネスモデルとするなら、徹底的にその９４％が行っていることを「やらない」と決めました。起業すると言えば、あれこれ「理想」や「やりたいこと」を具体化していくことから始めると思います。それすら９割の大勢が持つ思考であるのなら、私たちは真逆をやらなければならない。よって、「やらないこと」から決めていったのです。こうして、固定概念や常識といった一般的な思考に逆行することで上手くいくと、この飽和状態化とも言える中にひとつの可能性を見出して創出してきました。

UNIQUE PIECE HOLDINGSってどんな会社？

当社自体は、広く人材を募集している会社ではありません。関連子会社内での貢献、認められた者が親会社である当社に身を置いています。よって、２０２３年２月現在、当社ホールディングスには役員しかおりません。随時、関連子会社の方は募集を行っておりますので、興味のある方はホームページ内の各社サイトへアクセスしてください。

当社に身を置く面々を表すと、「何かに突出して何かに欠落している」という個性的なメンバーの集まりです。あまり平均的な人というのは存在していなくて、やたら事務が強い、やたら営業が強い、やたらメンタルが強い、やたらやたらやたら…。逆も然りです。やたら弱いところもあるのです。グループとして強みが弱みを補完し合う。これを突き詰めれば、強みは伸ばし、弱みは無視するということで、それぞれの特徴の良し悪しを理解した上で、形成されているのが当社です。これも徹底的に「やらないこと」を決め込んでいます。もし、この役員ら全員に共通していることと言えば、「死ぬほど働ける」、「馬鹿になれる」ということです。唯一無二の存在として、役員に食い込むにはこれを最低条件としています。

さて、一つの箱を想像してみてください。そこに石を入れていきます。平均的な綺麗な丸い石を上手に敷き詰めれば、箱の中にきちんと収まります。しかし、デコボコの石を敷き詰めていくにはどうしても箱からはみ出してしまします。もう、これは大きな箱を用意するしかありません。無事に何とかデコボコの石も収まりました。さて二つの箱、気付けば、こじんまりとした平均的な石を集めた箱より、カッコ悪いデコボコの石を集めた箱の方が、より大きなものになっています。隙間だらけかもしれないが、その時にそこに合う、様々な石を入れていくことでバランスが整っていく。お城の石垣にも必ず大きな石の間にそこに合う様々な石が敷き詰められ強度を増していく。当社は、会社をスタートアップさせる上で、最初からあえて、箱を大きくしておくことで、会社としての器量、キャパシティーといったものを広げて活動を取り組んでいます。